アースカフェのタピオカミルクティー飲んできた!


今回の記事は、まだまだ列ができている人気店アースカフェ(Urth Caffe)のタピオカミルクティーを初めて飲んだのでレポートしたいと思います。

Urthは古いウエールズ語で「地球」、Caffeはイタリア語綴りだそうです。

アースカフェが受けている根っこの理由


©2019 USANCO

アースカフェはさかのぼること1989年、創業者の夫婦シャロム・バークマンとジラ・バークマンがペールーのオーガニックコーヒー農家に出会ったことが始まりで、化学肥料や遺伝子組み換えコーヒーが当然のように流通している中で、かなり珍しい完全なオーガニックのコーヒー畑を見つけ、自分たちがオーガニックコーヒーの先駆者になろう、世の中に広めようと決意したのがきっかけとのこと。

2人は苦労してコーヒーの焙煎方法を学び、1991年カリフォルニア州LA近郊のマンハッタンビーチにカフェをオープン。

コーヒーだけでなく、そのカフェで出すものは徹底的にオーガニックにこだわり、化学物質を一切使わないというポリシーが特にアメリカ西海岸に住むハイソサエティーのオーガニック愛好家を中心として受けている、というわけです。

アメリカのお金持ちは、高くても体にいいオーガニックを好むという人は確かに多いですからね。ホールフーズとかモーリーストーンズなどの高級スーパーに買い物に来る層です。

安かろう悪かろうではない、本当に体にいいものを求めれば、行き着くところはアースカフェと。


タピオカってそもそも何?

タピオカは南米原産のイモ、キャッサバから作られているデンプンのカタマリです。アレルギーの原因になるグルテンを含まず、たんぱく質もほとんど含まない大半の成分は炭水化物です。

食品の増粘材として用いられることが多いようで、ミスタードーナツのポンデリングのモチモチ感を出すのにも使われているそうです。

タピオカミルクティーに入っている1cmほどのタピオカはもともと乾燥した5mmくらいの大きさのものでタピオカパールと呼ばれ、煮戻すのに2時間もかかるそうです。結構手間かかるんですね。

時々、煮戻した直後でタピオカがあったかいことありますよね。

ミルクティーにその粒を入れて発売し始めた発祥の地は台湾とのこと。ゴンチャは有名ですよね。

アースカフェのタピオカミルクティー


©2019 USANCO

アースカフェ、初めて行ってきました!並んでました、やはり。日本はありがたいことに人気のカフェやスイーツが結構早めに国際展開される市場なんですよね。アースカフェもその一つ。

アメリカ本土以外で海外展開されているのは日本に6店舗(代官山、表参道、原宿、横浜、湘南、名古屋)とサウジアラビア(リヤド)だけ。

私が頼んだのは、スタンダードなボバ(タピオカ)ミルクティーアールグレイ。タピオカがもっちもちで弾力があり、美味しいです。コンビニで買うタピオカとは弾力が別物です。アールグレイの上品な味とマッチしています。甘さも甘すぎなくてちょうどいい感じでした。


©2019 USANCO  左:アールグレイ、中央:プランテーション、右:チージーほうじ茶

嫁は砂糖なしのボバ(タピオカ)プランテーションアイスティー、娘はボバ(タピオカ)チージーほうじ茶、チージーはクリーム状のチーズで少し甘みが強いそうです。プランテーションアイスティーはパイナップル果汁が入ったアイスティーで酸味がありさっぱり。味見させてもらいましたが、これも美味しかったです。


©2019 USANCO  グッズも並んでいました。

日本市場独特の大流行

なんでこう、日本人てブームが起きるとワーーーッと急激に集中するんですかね?この流行り廃りのサイクル、ピーキーなのがいつもながらすごいなと。

日本での第1次のタピオカブームはバブル時代にさかのぼります。1990年ごろ、ナタデココとともに東南アジアから入ってきてファミレスの定番デザートメニューで小粒のタピオカにココナッツミルクをかけて食べるのが流行りました。カラオケ屋にもあったりして。

ナタデココと共にタピオカココナッツミルク大好きでした。ファミレスに行っては必ず頼んでましたね。

第2次のブームは2008年ごろ、ちょうどリーマンショックがあった頃に台湾から入ってきて直径1cmほどに大型化。ストローも太くなりミルクティーに入れて食べるようになりました。しばらくして廃れていましたが、、、

現在は第3次ブーム!去年あたりからお店は増加の一途、ついにキャッサバイモの供給が急激な需要に追いつかなくなり、数が足らず販売停止のお店も出ているとか。

海藻から作った代替品も出てきているようですね。モチモチ感のないやつはもしかしてそれかな?


この先、日本ブームの需給どうするの?


©2019 USANCO

今、東南アジアとか南米のキャッサバ農家が大変なことになっていると思うんですよね。日本でブームだ!それ!どんどん生産しろや〜!耕せー!とばかりに耕作地を拡大し、とやっていると思うんですが、拡大しきったところで「ぱた」とかブームが去りそうじゃないですか。どうするんだよーこの在庫!!とかなりゃせんかなと。余計な心配をしてしまいます。

日本人は皆で急に同じ行動をとりすぎるんだよ!と言いたい。もっと平準化したい。この日本市場のブーム特性いいのか悪いのか。いいところもあるのかもしれません。新しいものを急激に立ち上げるのには向いている民族性と市場特性だよな、と。

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