USANCO BLOGへお越し頂きありがとうございます。2020年9月18日に発売されたApple Watch 6は一体どこがよくなったのか? 6から追加された新機能、より進化した性能、新OS7の新アイテム、GPSモデルとセルラーモデルの違いを解説、失敗しないアップルウオッチ選びをサポートする記事をお届けします。
アップルウオッチシリーズ6 Apple Watch Series 6のデザイン
今回の記事で取り上げたモデルはApple Watch 6 44mm GPSモデル アルミケース:スペースグレイ スポーツバンド:ブラックです。
表のデザインは前モデルと特に変化はありません。
裏面は血中酸素濃度のセンサーが加わり、大幅に見た目が変化しています。従来は脈拍計のセンサー用に緑色のLEDランプがありましたが、今回のApple Watch6では赤色のLEDランプが追加されています。
アップルウオッチシリーズ6 Apple Watch Series 6の新機能と進化
アップルウオッチ6は以下のような新機能が追加されています。
- 血中酸素濃度の計測
- リアルタイムで計測できる高度計
- 画面の常時表示明度が従来比2.5倍
- 急速充電スピード従来比約20%高速化
血中酸素濃度計測
血中酸素濃度計測のアプリはメニューの左下の血球のようなグラフィックのアイコンです。
計測をスタートさせると、カウントダウンの数字とグラフィックアニメーションが動き出します。
できるだけ平らな場所で15秒間手を動かさずに待ちます。
正常だと血中酸素量は95%〜100%の間で表示されます。
COVID19などの病気に罹っていると95%を切ったりするということになります。
文字盤常時表示
従来モデルから進化している嬉しい改良点として画面の常時表示の明るさが2.5倍にもなったというのがあります。また、文字盤が常時表示されるようになり、使い勝手がより向上しています。
以前のApple Watchは腕を動かして正面に向けたり、タップしないと時計表示が現れず、不便な点がありましたが、最新のApple Watch6は常に時計表示がされていて、会議中にチラッと時間を確認したり、両手で物を運んでいる時などでもチラッと時間を見たりする事がやりやすくなりました。
充電が速い
充電時間は前モデルよりも20%ほど速くなったとの事です。充電した見た感覚では確かに以前のモデルよりも充電完了が早い印象でした。
消費電力が少ない
電源の消費についても改良の成果が出ていて、以前のモデルよりもバッテリーの減り具合が若干遅くなっているとのレビューをよく見かけます。
例えば4時間使った時のバッテリー残量がApple Watch 5の時は81%だったのが6では89%、8時間使った時の5の残量が67%だったのが6で72%といった具合です。まあ大差はないですね。
Apple Watch Series 6の発売と同時リリースのWatch OS7の主な機能は?
ファミリー共有設定
iPhoneを持たない子供やお年寄りなどの家族にアップルウオッチセルラーモデルをしてもらって、体調確認、居場所確認などの見守りが出来ます。
アップルウオッチ6でなくても4、5のセルラーモデルならWatch OS7にアップデートすれば使えます。
ファミリー共有で具体的に何が出来る?
アップルウオッチのファミリー共有設定をすると以下のような機能がiPhoneを持たない子供やお年寄りが使えるようになります。
- 通話
- メッセージの送受信
- 家族の位置確認
- Watch OSにある様々なアプリの使用
- Apple Musicを聴く
- カレンダー共有
- リマインダー共有
- 写真の共有
- スクールタイム設定(学校時間は時計機能のみに)
- 通話やメッセージの相手の制限
- アプリの購入・使用制限
文字盤デザインのバリエーションが豊富に!
今回新たに搭載されているApple Watch OS7では文字盤のデザインがさらにバリエーションが多彩になり、選ぶのが楽しくなりました。
クロノグラフやGMTなども何種類も用意され、定期的に表示を変えると飽きないと思います。
人はどうしても「飽き」というのがあるので、文字盤が変更できるのはスマートウオッチ全般のアドバンテージですね。
文字盤のデザインはiPhoneのApple Watch アプリ上から選ぶようになっています。
下記がiPhoneのApple Watchアプリ文字盤選択画面です。
手洗いタイマー機能
COVID19対策で手洗いタイマー搭載が搭載されたのも話題になりました。手もみの動作などを検知して手洗いの時に20秒のカウントダウンをしてくれます。
Apple Watch Series 6 GPSモデルとセルラーモデルどっちを選ぶべき?
GPSモデルは基本的にiPhoneと常にペアで使う前提のアップルウオッチ、セルラーモデルはアップルウオッチ単体で通信機能が付いていて4Gのネット回線が使用できるモデルです。
セルラーモデルは別途回線契約が必要になります。
各キャリアのセルラー契約の月極料金は下記です。既にスマホの回線契約がされていることが前提で、ご自分のiPhoneと同じキャリアにする必要があります。価格的には割と良心的です。
ドコモ 550円(税込) au 385円(税込) SoftBank 385円(税込)
それとアップルウオッチのケースの素材はアルミ、ステンレス、チタンの3種類がありますが、GPSモデルはアルミのみで、素材をステンレスかチタンにしたい場合は、必然的にセルラーモデルになります。
しかし、セルラーモデルの回線契約は必須ではないので、契約しない状態だとGPSモデルと同じ機能となりiPhoneとのペア使用が前提になります。
セルラーモデルの利点は何?
そもそもセルラーモデルって要るの?という疑問があると思いますが、セルラーモデルを選ぶのは下記のような状況に対応するためです。
- iPhoneを持たないでApple Watchだけをつける必要がある時
- スポーツをやりたい時(水泳やランニング等、身軽に行いたい)
- 何かiPhoneを手に持てないような仕事や作業をする必要がある時
- カメラ付き携帯(iPhone)持ち込み禁止の場所で通信したい時
- iPhoneを持たない家族(子供やお年寄り)がアップルウオッチを使用
<iPhoneが近くになくてもセルラーモデル単体で出来ること>
- 通話
- メッセージ送受信
- Apple Musicのストリーミング再生
- 天気やニュースを確認する
- SNSを確認する
iPhoneを何らかの理由で持てないようなシチュエーションが発生する人は重宝しそうですね。
常にアップルウオッチとiPhoneをペアで持ち歩くという人はGPSモデルで十分と思います。
GPSモデルで出来る事とできない事
GPSモデルは実はiPhoneがなくても機能するものもいくつかあります。
<GPSモデルでiPhoneがなくても出来ること>
- SuicaやPasmoで改札を通る
- Apple Payでの買い物(Quickpay, ID)
- ワークアウト機能計測
- 前もって同期した音楽の再生
逆にiPhoneが近くにないとできないことは下記です。
<GPSモデルでiPhoneがないとできないこと>
- 通話
- メッセージ送受信
- Apple Musicのストリーミング再生
- 天気やニュースを確認する
- SNSを確認する
- SuicaやPasmoへのチャージ
Apple Watch Series6GPSモデルを使ってみた感想
アップルウオッチをつけてみて思ったことですが、やはりヘルスケア、健康維持を考えている人にとってきめ細かくヘルスケアのアプリやサービスが詰め込まれており、健康寿命を伸ばすための努力をするにはとても良いデバイスなのではないかと思います。
未病ケアをサポートしてくれる新世代のデバイスといった印象ですね。
深呼吸機能も精神衛生上とてもいいなあと感じました。騙されたと思ってこの機能を使ってみると、リラックスでき、精神的に安定した感じになりました。
以前からある機能ですがずっと座っていると「そろそろ立ちましょう!」と動くことを促してくれるスタンドアップ機能は典型的な健康維持系機能です。
アクティビティーの量を示す表示も初代からある機能ですが、表示をなるべく全部埋めたいという気持ちが心理的に働き、やはり体を動かしたくなる方向に働きます。
アップルウオッチは、僕らの健康維持のためにできる限り体を動かすきっかけ作りを行ってくれて、それを可視化してくれる優れモノだと思います。
家族との共有ができてスマホを持たなくても通話やメッセージのやり取りができるのもセキュリティー上非常に有効な機能だと思います。
今回の機会で改めてアップルウオッチの実力を知ることができました。
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