就活 採用面接のコツ 元採用担当が思うこと

 

こんにちはUSANCOです。大手上場企業のサラリーマンをしています。

今回の記事は、私が新卒・中途採用の採用担当の仕事をしていた時の話をしたいと思います。

私がその業務を担当している間に何人か雇い入れた経験があり、どういう人を雇いたいと思ったか、私なりの考えを割とぶっちゃけモードで書こうと思います。

就活をしている学生さんたちや、転職を考えられている方々へのご参考になればと思います。

元気良く振る舞う

採用面接では第一印象、立ち居振る舞い、姿勢、目線などはもう当たり前にできていないと、ですね。いうまでもないと思います。口角を上げて笑顔で臨んでください!

失礼の無いように誠実さを出しながら、元気よくハキハキとしゃべりましょう!発言時も面接担当がしゃべる時も相手の目をしっかり見てくださいね!

なぜなら候補者のレベルが拮抗していて、どうにもこうにも判断が難航しているとき、最終的に元気が良くて印象がいい人(しっかりと目を見ている人)が残る傾向があります。もう椅子から乗り出すくらいの人。

一番やる気があるという風に感じます。

毅然として誠実感を出す

採用担当は当然ながらなるべく誠実な人を選ぼうとします。面接だけでは本当の部分はなかなか見通せるものではありませんが、その時の印象で決まってしまいます。

面接時の喋り方や受け答え、反応速度などである程度「誠実そう」にアピールできます。うまく練習してそう思われるようにするのはありだと思います。

具体的には、間を置かずにすぐに反応する、ある程度の速度でしゃべる(速すぎもペケ)語尾を伸ばさない。「うーんと」、「えーと」などを言わない。「あたし」でなく「わたし」。そんなこと言わないよ、と思われるかもしれませんが、結構無意識に出てしまってマス。ハイ。

 

先見の明があることを印象付ける

質問内容にもよりますが、回答する時になるべく目先や現状というよりは将来目線、未来志向な発言の方がよりポイントが高い印象です。将来予測をして常に先を見据えている人を企業は求めています。

過去の活動の話を聞かれたときは、過去の話から繋げてその経験を踏まえ将来の活動に活かしたいと未来へつながる発言をするべきだと思います。

物事の本質を捉えている

話す内容が薄っぺらく表層的なのはペケ。考えていることを深いところから汲み取るように話してください。物事の本質を捉えているような話や体験を上手に語ってください。

見た目がどうの、色がどうのではなく、人の気持ちや中身、社会現象の深層、行動原理、根源欲求はこうだというように、内面や深層に迫る内容を自分の言葉で織り込みます。

入社したら何をしたいのか、オリジナリティーを織り込む

志望動機を聞かれる確率はかなり高いと思いますが、なぜ入りたいと思ったのかに対して、「御社は大変興味深い製品やサービスを提供しているから」ではペケです。意見が薄っぺらすぎますし、だれでも言いそうなフレーズです。

まず、こういうポイントに惹かれた、そして自分が入社したらこういうところに着目しつつもっとこういう風に発展させたいなど、会社をどう変えたいのか、自分のオリジナリティーやアイデアが盛り込まれるようにしてください。

社会や会社にどんな利益をもたらす人なのか主張する

会社をどう儲からせたいのか?社会にどういう価値を提供したいのかなど、役員さんたちが常日頃考えているような経営目線が入った意見があると強いです。

海外拠点を持っていない会社であれば、海外に進出してみてはどうか?自分が入社したらそのプロジェクトを率先して立ち上げて海外進出をこうやって成功させたいなど。

自分を採用しないと逆に会社は損するというくらいに、自分を採用すればこうやって貢献するから利益に繋がる。と売り込みをかけるくらいのことを言ってしまうのも手です。

 

自分の個性を200%魅せる

ライバルたちとの差別化をどうするか、ここも重要ですね。自分の個性をどう主張するか。当たり障りのないありきたりな意見を言っても印象に残りにくいので、「なんかあの人違うよね」というのが欲しいです。

正直ここ一番難しいところかもしれません。個性を出そうとしてあまりにも突拍子のない事を言うと「ん?あの人変。」と思われても嫌ですし、さじ加減はよく考えたいところです。

やはりアイデアが必要です。入社したら何をやりたいかや、将来を語る部分で、自分で考えたひねりが効いたアイデアを前もって時間をかけて準備しておく必要があります。

たくさんの候補の中から選ばれるために、自分自身が発揮できる個性・ユニークネスをどう表現するか?過去の経験で他の人とは全く違う固有の経験がもしあればそれを膨らませて、自分の個性はここからきているという風に発展させて主張できるといいです。

海外留学でもボランティアでもバイトでもいいと思います。海外旅行で経験したちょっとした文化的な経験や気づきがきっかけでこう考えるようになったなど、ネタは考えれば出てくるのではないでしょうか? 

もしなければ、事前に他の人にはない固有の経験をあらかじめ作ってしまうというのも手です。下記は海外インターンシップにより、学生のうちに海外でのビジネス経験を積むという記事です。ご参考に読まれてみてください。

もしかしたら、これが自分の個性を発揮できるいい経験作りになるかもしれません

 

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