アメリカ西海岸に旅行に行きたい！アメリカに住んでいて、温泉や深い湯船に浸かりたい！という方へ。
本記事ではアメリカ西海岸、カリフォルニア州で入れる温泉ベスト2と日本のように深い湯船があるホテルベスト2を紹介します。
ご存知の通り、アメリカのホテルの浴室は通常シャワーのみ、または浅いバスタブ付きのシャワーがほとんどです。
アメリカ人は深い湯船に浸かるといった習慣がないので仕方ないのですが、僕ら日本人からすると幼い頃から慣れ親しんだ湯船でどっぷりとお湯に浸かり、旅の疲れを癒したいものですよね。
私は温泉と深い湯船が大好きなので４年間の赴任期間中これらのホテルにわざわざ出かけ、何回もリピートしてしまいました！温泉はやはり恋しくなります！
1. Sycamore Mineral Springs Resort & Spa
知る人ぞ知るという秘湯的なイメージの温泉宿です。近くに大きな都市がなく、ロサンゼルスから3時間、サンフランシスコからも３時間半かかる場所なのですが、その”離れた郊外感”がなんともいえずいい感じで、ひっそりとした静かな雰囲気のホテルです。
私はここが一番好きでした。密かな人気があり、予約が取れないこともしばしばありました。
完全な硫黄泉で近づくと日本の温泉街のような匂いに包まれ、なんだか懐かしい感じがします。湯船は自分の部屋のベランダにジャグジータイプの円形のバスタブがあります。
お客さんは日本人と韓国人が多かった印象です。やはり西洋系の人たちよりその２国の人達は温泉が好きなんですね。
ホテル内のレストランはいわゆるアメリカンスタイルで、肉系のお料理メインだったと思います。レストランのお味はまあ悪くはないといった感じですね。
2. Paso Robles Inn
２つ目はパソロブルスインというホテルで、ここもロサンゼルスから車で３時間半、サンフランシスコから約３時間離れた場所です。SycamoreとここPaso Roblesはちょうどサンフランシスコ⇆ロサンゼルスの往復の中継地点として最適です。
このPaso Roblesという街は小さいですが、小綺麗でいくつかのレストランやワイナリーがあり、カリフォルニアワインも楽しむことができます。
このホテルの並びにあるイタリアンレストランでのディナーは大変美味で、地元の人達で賑わっている印象でした。ここの温泉は西洋系の方々が嫌う硫黄の匂いを取り除く処理がされているようで無臭の温泉です。
ここも洗い場はなく、室内のシャワールームであらかじめ体を洗ってから、ベランダにある三角形のジャグジータイプの湯船に浸かります。分厚いカーテンを引けば完全なプライベート空間になるので、裸でも大丈夫です。
3. Miyako Hybrid Hotel Torrance
ロサンゼルス空港から車で25分ほど、ロサンゼルス中心部からは40分ほど南に位置するトーランスという街にある日系のホテルで、ここのお風呂は広い洗い場があり、日本のホテルと変わらない深さの快適な湯船があります。アメリカのホテルの中ではかなり珍しい作りだと思います。
外観は普通のオフィスビルのような白いオーソドックスな印象ですが、室内はダークブラウンを基調としたシックな雰囲気のクリーンな内装です。上質感が感じられ申し分ないホテルで、ここも何回かリピートしています。トイレもアメリカではレアなウオッシュレット付きです。
なぜこのような日本人へのホスピタリティーに溢れているかというと、近くに日系の大手自動車メーカーやそのサプライヤーがたくさんあり、出張者が多い地域なのです。周辺には日系人経営の和食レストランも数多くあります。
ホテル内のレストランも日本食があり、バイキング形式になっていますが、本物の和食が味わえ、ご飯も美味しいことで有名なカリフォルニア米が用意されています。
4. Hotel Nikko San Francisco
サンフランシスコ市内にあるホテルニッコーは、市内で唯一深い湯船があるホテルです。シャワールームのすぐ横にバスタブがあり、ここも洗い場はないのでシャワールームで体を洗ってからすぐ隣にあるバスタブに入浴するという流れです。
サンフランシスコ市内のホテルは全体的にかなりレートが高いのですが、同じ価格帯のホテルで比べるならここは間違いないです。日系ですのでクリーンでホスピタリティーもよく安心できます。
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