SEO対策 グーグル直伝の検索上位に表示されるコンテンツの作り方

今回はIT企業の集積地、アメリカのカリフォルニア州、マウンテンビューという街にあるグーグルの本社(Google Plex)を訪ねた時、コンテンツのSEO対策としてどのようなコンテンツを作れば良いのかを教えてもらいました。その内容とGoogle本社潜入レポをお送りします!

なぜグーグルの本社を訪ねたかというと、自分が所属している会社の商品広告をグーグルに依頼して打っているのですが、毎年何回か大口の広告主を対象にマーケティング担当者のミーティングが開かれており、状況報告や効率良い広告の打ち方、より良いコンテンツの作り方などをレクチャーしてくれるのです。

私はマーケティングの担当ではありませんが、コネを使い潜り込ませてもらいました。

そのミーティングはGoogle Plexの中にある会議室を使い、まずは事業報告1hほど、そしてレクチャー1h、その後グーグルキャンパスを視察させてもらうという流れです。

SEO対策 グーグル直伝の検索上位に表示されるコンテンツの作り方

Google Plexはグーグルからすれば上顧客の広告主が毎日のように訪問してくる、おもてなしの場所です。凝った仕掛けが至る所に施してあり、元気のいい企業はこうでなきゃという印象を受けます。

 

©2019 USANCO 光っている所はディスプレイです。

 

細かいところにもコストが掛かっている印象で、社風が大らかで自由というのは有名な話ですが、その遊び心あふれる造作物は見ていて楽しくなります。

 

©2019 USANCO   これもすべてLCDディスプレイ。

 

©2019 USANCO   コケかな?

 

トイレの標識もこの通り。カワイイですね。スカートをはいたアンドロイドって居たんだ(笑)

 

©2019 USANCO

 

©2019 USANCO

 

さて、グーグルからのレクチャーの話ですが、登場してきたのはChief Evangelist(チーフエバンジェリスト、直訳では宣教師のチーフ)。

聞きなれない肩書きですが、言い換えれば広告宣伝部署の顧客担当者です。彼によると今後もオンラインマーケティングをやっていく上でとても重要なのは質の良いコンテンツ作りとのこと。

ブロガー界隈でも、質の良い記事はなんなのか様々なブログ論が展開されていますが、ご本家もそうおっしゃっていました。

 

ブログや動画コンテンツの仕掛け方(掴み)としてとても大事な要素が下記の3つ。

  • Awareness(気づき)
  • Affinity(親しみやすさ)
  • Amplification(増幅・拡大)

 

Amplificationの状態を一度得られれば、何もしなくても勝手にどんどん拡散されると。そのために必要なコンテンツは下記の3種類です。

  • 視聴者を楽しませること
  • 勉強になること
  • 役に立つこと

誰かを楽しませること、誰かの勉強になること、誰かの役に立つこと、このどれかが当てはまる記事を書く。あるいは動画を撮影する。

確かに検索上位に来ている記事や、よく試聴されている動画はこれら3つのうちどれかに必ず当てはまっているように思います。

 

視聴者をとにかく楽しませることの好例としてグーグルが挙げてきたYoutubeコンテンツがこのボルボトラックのCM。

超有名動画なのでご覧になった方も多いと思いますが、ハリウッド俳優のジャン・クロード・ヴァン・ダムがバックで走る2台のトラックのドアミラーに乗り、マタさきになるやつです。

 

 

このヒット作は今でもGoogle内で語り継がれているようですね。チャンネル登録数30万人、視聴回数9225万回、7200万人が視聴したとの事。

アメリカの人気テレビドラマでも視聴者数300万人なので、いかに拡散されたかがわかります。

 

 

グーグルキャンパスの内部を視察!

ミーティングの後はグーグルキャンパスの見学です。ご存じの通り、多国籍の料理を提供するカフェテリアはすべて無料。社内の至る所にドリンクやスナックバーがありますが、それらもすべてフリー。

 

 

食育の考え方も進んでいて、カロリー高めのものや、糖分の多い炭酸飲料などは手の届きにくい場所に置いてあったり、蓋が付いていてすぐ目に入らないような工夫があります。

Twitterの本社も同じような工夫がされていました。Twitterの潜入記事もぜひご覧ください!

 

X(旧Twitter)はSNSではない?サンフランシスコ本社潜入記

ランチをとる場所は野外の席が多いです。シリコンバレーは非常に晴天率が高く、ほとんど1年中晴れているからですね。真夏でも日本のような酷暑はありませんから。

 

©2019 USANCO

 

1年365日のうちで雨天の日がたった5日しかない地域もあります。さすがもともと砂漠気候の地域。

 

©2019 USANCO Googleチャリ

 

グーグルストリートビュー撮影車が展示してありました↓

 

©2019 USANCO

 

グーグルが創業当時に使用していたサーバー。配線やハードディスクなどの機器類がむき出し。今じゃ考えられないですね↓

 

 

 

グーグル独特の内部事情

これはグーグルの社員の方に聞いたお話です。

グーグルに入社するのはとてもハードルが高いのは有名な話です。社員募集の広告看板に複雑な計算式が書かれていて、解けた人が入社試験に申請することができるという話を聞いたことがあると思います。

その優秀なGoogle社員達の多くが悩むという現象があるそうです。例えばスタンフォード大学やハーバード大学を首席で卒業した人でさえ、悩みに悩むそうなんですが、一体何に悩むのかというと、“いつ自分の首が切られるか分からず悩む”と。は?なんで?

周りの社員が皆あまりにも優秀すぎてパフォーマンスが高い人たちばかりなので、いつ自分がお払い箱になるか悩むというのです。全くもってすごい世界ですね。

グーグルの20%ルールというのは聞かれたことがあると思います。自分の持っている働く時間のうち、20%を別の好きな業務に充てるというもの。

機能の横断で風通しが良くなったり、革新が生まれるきっかけになります。Gmailはこの制度から生まれたと言われています。

その他、とても興味深いと思ったGoogle独特の社内制度があります。

G-Thanksと言って自分が有給休暇を取りたい時に同僚の人に代わりに仕事をお願いすると思いますが、その時に会社にG-Thanksの申請をすると、肩代わりしてくれた同僚に150ドル程のお礼金がつくというものです。なんと羨ましい制度でしょう!!

出張旅費の仕組みはどんな会社でも皆似たような感じだと思いますが、グーグルはこれもユニークです。ポイント制になっていて1回の国内出張、海外出張のポイントが固定されています。

もし自分が海外出張時にビジネスクラスでなく、エコノミークラスを使えば当然安く行けるわけですが、その浮いた分を次回に繰り越せるのです。

エアチケット、ホテルも同じように繰り越せるため、よく使う手として普段からエコノミークラスや安宿でポイントをためておいて、重要なプレゼンの時や体力が必要なここぞという時に、ファーストクラスやスイートに泊まるなどメリハリが付けられるとのこと。いいですね、この制度。

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