iPhoneに入っているSuicaをApple Watchに移してしまうとiPhone上のSuicaは無くなってしまいますが、Apple WatchでSuicaを使いたい場合はiPhone上のSuica APPにてSuicaを２枚作ってそのうちの1枚をApple Watchに移し、ダブルで使うと大変便利です。そのやり方を解説します。
アップルウオッチApple WatchにモバイルSuicaを設定する方法
コロナ禍で現金をなるべく触りたくない人も増えたせいか、電子マネー決済がだいぶ普及してきた印象を受けます。
東京都内に住んでいるとSuicaさえあれば普段の生活には困らなくなりました。私はApple WatchにインストールしたMobile Suicaをコンビニやスーパー、自販機、ドラッグストアなどでの生活用品の購入に使用していますが、腕をかざすだけなので決済がだいぶ楽になり重宝しています。
特にコンビニのレジでは持参したエコバッグに商品を詰めながら、ちょっとだけ手首を捻るだけで決済できるので楽チンです。
現金を触らずに済むのは公衆衛生上も良いので、私は電子マネー肯定派です。iPhoneのモバイルSuicaはiPhoneXS以降の機種だとバッテリーが上がってからも予備バッテリー機能で5時間有効なのですが、それも上がってしまった場合の予備の予備としてApple WatchのモバイルSuicaがあると安心です。
Apple WatchモバイルSuica設定方法
STEP 1 iPhone側の設定
まずはiPhone側の設定が必要です。
お手持ちのiPhoneにSuicaアプリがなければ先ずはダウンロードしてください。
既にSuicaアプリがある方はそれを使ってApple Watch専用のSuicaが作成できます。
下記の画像は私が過去にカードタイプの通勤定期用SuicaをiPhoneにインストールしたものです。この画面で右上のプラスボタンを押し、Suicaを新たに追加できます。
クレジットカードやApple Payでのオンラインチャージに対応させるために、My Suica(記名式)を選択します。
Suica名称は区別できるよう、Apple Watch Suicaなどとネーミングしておきます。
クレジットカードの欄は既にApple Payでデビットやクレカの登録があってそれを使うなら「登録しない」でOKです。
Apple Payにカードを追加の画面で「次へ」をタップします。
カードの追加画面で「完了」をタップします。
Suica一覧でApple Watch Suica専用のカードが追加されました。これでiPhone側のSuica追加の作業はOKです。この時点でデポジットの¥1000分がApple Payでチャージされています。
STEP 2 Apple Watch側の設定
次にApple Watch側の設定ですが、Apple Watchの画面で行うのではなく、iPhoneのApple Watchアプリから行います。
まずTop画面から「WalletとApple Pay」をタップします。
この画面にて先程作ったApple Watch Suicaを右の「追加」ボタンで追加します。このリストには自分でネーミングした「Apple Watch Suica」とは表示されず、「My Suica」と表示されますので、要注意です。リストの一番上にある「Suica定期券」はもともとiPhoneに入っていたSuica定期券です。そちらを間違って追加しないよう注意します。
「追加中」と表示されますので、数秒待ちます。
追加が完了すると「エキスプレスカードに追加完了」とでます。「完了」ボタンをタップします。
先程のApple Watchアプリのカード一覧を見ると1番上に「WATCH上の支払い用カード」と言う欄ができてMy Suicaが表示されています。自分でネーミングした名前「Apple Watch Suica」はなぜか出ません。
Apple PayからモバイルSuicaへのチャージ
作ったモバイルSuicaには最初のデポジット1000円が入っていますが、チャージする必要がありますのでチャージの仕方もお伝えします。
まずばiPhoneのSuicaアプリを開きます。もともとiPhoneに入っている１枚目のSuica定期券があります。
左方向にフリックするとApple Watch Suica（自分でネーミングしたSuicaの名前）が現れますのでタップします。この画面で入金(チャージ)ボタンをタップします。
チャージ金額を選んでクレジットカードまたはApple Payを選びます。
私の場合はメルペイのデビット機能をApple Payに設定しており、そこからチャージしています。
チャージの上限額は通常のSuicaと同じく20000円です。
チャージが面倒な方はJR東日本が発行しているクレジットカードViewカードを申し込むとオートチャージ機能が使えます。
Apple WatchのMobile Suicaがうまくチャージできないこともあります。そんな時の対処法を解説した記事もありますので、万が一チャージでトラブった時の為にご参考にしてみてください。
↓こちらの記事もご参考にどうぞ！
↓モバイルSuicaがチャージできない時の対処法を記事にしています！
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