ダイハツ ミライース 省燃費チャレンジ 実用燃費26km/L達成!

ガソリン価格が高騰している昨今にフィットする、燃費が大変良い低コスト車、ダイハツ ミライースのレビューをお届けします。ガソリン代や車のコストがかさんでお悩みの方へ、筆者が毎日の通勤で使用しているミライースの燃費走行記録、低燃費走行と車両を安く購入するコツをお伝えします!

 

 

ダイハツ ミライース 省燃費チャレンジ 実用燃費26km/L達成!

 

筆者は毎日マイカー通勤をしており、自宅と会社の往復で1日約50km走行しています。以前はスポーツカーが通勤車だったのですが、ガソリン代や様々な物価が高騰し、流石に家計が苦しくなってきてしまい、コスパの良い軽自動車、ダイハツのミライースに乗り換える事を最近決意しました。その2台はある意味両極にある車ですが、燃費の良い軽自動車はただ維持費が安いという事だけでなく「燃費チャレンジ」というまた新たなゲーミフィケーションのような面白さやストイックにミリマリズムを楽しむという違った側面もあり、新鮮さを感じています。乗り心地はいいですし、運転もしやすいので、とても気に入っています。手洗い洗車でワックスも掛けており、これからも大事に乗ろうと思っています。

 

 

 

 

最近の満タン法による燃費記録

  • 2023年9月1日 トリップメーター:324.6km 給油量:12.99L
  • 燃費:24.988km/L
  • 2023年9月8日 トリップメーター:231.1km 給油量:8.86L
  • 燃費:26.08km/L

 

普通車に比べると、全ての維持費が圧倒的に低コストになり、経済的ストレスは減ります。例えばタイヤとホイールを4本交換してもコストは普通車の約1/4〜1/5で済みます。年一回の自動車税も普通車(43500円 2000cc以上)の約1/4(10800円)です。

 

 

ダイハツ ミライース L SAⅢ 2WDのスペック

ダイハツ ミライースは軽自動車をL、M、Sで分けるとその中でも最小サイズのSです。とことん省燃費を追求したコンセプトなので、随所に軽量化や空気抵抗を減らす工夫がしてあります。筆者のミライースは2WDで上から3番目のL SAⅢというグレードで、装備を必要最小限にした廉価グレードです。

  • 全長:3395mm
  • 全福:1475mm
  • 全高:1500mm
  • ホイールベース:2455mm
  • 車両重量:650kg
  • 乗車定員:4名
  • カタログ燃費:JC08モード35.2km/L WLTCモード 25km/L
  • エンジン:KF型 水冷直列3気筒12バルブDOHC
  • 排気量:658cc
  • 最高出力:36kw/49PS
  • 最大トルク:57N・m/ 5.8kgf・m
  • 燃料タンク容量:28L(航続距離728km、燃費26km/Lの場合)
  • 変速機:自動無段変速機CVT
  • タイヤサイズ:155/70R 13 又は 155/65R 14
  • 主要装備:衝突回避支援システム(自動ブレーキ:対車両・対人)
  • コーナーセンサー(クリアランスソナー)
  • VSC & TRC(ヴィークルスタビリティコントロール&トラクションコントロール)
  • キーレスエントリー
  • パワーウインドウ(Fr/Rr)
  • パワードアロック
  • マニュアルエアコン(ダイヤル式)

 

 

 

 

ダイハツ ミライースを所有するメリットとデメリット

普通車から軽自動車ミライースに乗り換えた時のメリットとデメリットは次の通り。

【メリット】

  • 燃費がとても良くハイブリッドでないのに実用燃費で25km/L以上走る
  • オイル交換代が安い
  • 定期点検代が安い
  • 車検代が安い(普通車10万円〜15万円、軽自動車5万円〜8万円)
  • タイヤとホイール代が安い(普通車に比べ大体1/4〜1/5程度)
  • 交換部品代が安い(例:オイルフィルター250円)
  • 自賠責保険料が安い
  • 任意保険料が安い
  • 車庫証明が要らない(自治体によっては必要)
  • 道路が広く感じて運転しやすい
  • 狭い道ですれ違いやすい
  • 小回りが効き、Uターンしやすい
  • 駐車場に停めやすい
  • 狭い駐車場でも乗り降りしやすい
  • 隣の車との距離が取れるのでドアパンチされにくい

【デメリット】

  • パワーが無く(49PS)追い越し加速は遅い
  • 上り坂で遅くなる
  • 煽られやすい
  • 割り込まれやすい
  • アイドリングストップの時に夏場は暑い
  • A/Cのオンオフで燃費が大きく変わる
  • 定員フル乗車すると鈍重になる
  • 事故を起こした時に怪我の程度が普通車よりも大きくなる
  • 高速道路ではエンジン音がやや大きく感じる
  • 荷物の積載には限界がある

 

 

 

メーター周りの省燃費走行を促す工夫が素晴らしい

 

内装インパネのデザインはこのような感じです。このグレードはダイアル式のマニュアルエアコンとなっています。イギニッションキーもスマートキーではなく、キーレスエントリーいわゆるキーにドアロックアンロックのボタンが付いていて、エンジンスタートはキーをひねるタイプです。

 

インパネの全景、ステアリングパッドのダイハツマークもこのグレードではメッキではなく、トーンオントーン(黒)筆者はメッキよりもこの方が気に入っています。

 

マニュアルエアコンはダイアル式です。マニュアルでも特別不自由はありません。エアコンはよく効き、全く不満はないです。

 

筆者のミライースにナビは無く、オーディオをサービスで付けてもらいました。iPhoneが有線で接続できるのでApple Musicは聴けます。ナビはスマホナビ(Google Maps)があれば十分です。

 

上級グレードには付いているスマートキーのホールカバーが目立ちますね。スイッチ類ですが、左上からクリアランスソナーのON/OFFスイッチ、衝突回避支援システムのON/OFFスイッチ、TRC(トラクションコントロール)のOFFスイッチ、オートハイビームON/OFFスイッチ、アイドリングストップシステムのOFFスイッチ、ヘッドランプのレベリング調整スイッチがインパネの右下の所に配置されています。

 

インパネの左右エアコン吹き出し口のすぐ下にあるカップホルダーですが、夜間に暗いので位置が分かりにくいです。イルミネーションをそのうち付けようと思っています。

 

カップホルダーが夜間に暗くて位置が分かりにくいのを解決する為にDAISOで夜光塗料シールを購入し、カップホルダーの内側に貼り付けました。これで夜間でも位置が分かるようになりました。

 

メーターの中には燃費の状態を示す3色に切り替わるイルミネーションがあり、発進時の燃費があまり良くない状態の時はオレンジ、坂道などでやや燃費が落ちている時は黄緑、燃費良好の時は緑になることでドライバーに燃費走行を促します。筆者もできる限りメーターイルミ色が緑になるよう運転しています。そのおかげでリッター26kmの実用燃費を叩き出せたと思います。

 

走り始めはこのようにオレンジ色のイルミネーション、燃料を燃やしているというイメージ。

 

アクセルを緩めたり、惰性で走るとこのように緑のイルミネーションに変化。エコなイメージです。

 

登り坂などで、アクセルを踏み込まなければならない時はこのように黄緑色に変化します。アクセルから足を離すと緑になります。

 

 

 

省燃費をとことん追求した設計とデザイン、極限に近いコストダウン

 

前モデルより80kgも軽量化されたこのLA350Sというこのモデルは、フロントフェンダーとバックドアが樹脂でできています。おそらくモノコックボディーはハイテン材(高張力鋼板)を多用して強度を落とさずに鋼材の量を減らし、軽量化を図っていると思います。技術系の人間からすればこのダイハツの軽量化設計には脱帽です。大変素晴らしい技術と思います。外装のデザインに関しても燃費低減のために空力を重視した、セオリーに則った造形になっています。この件は別の記事で後日詳しく解説したいと思います。

 

 

 

最近の車は軽自動車であっても、衝突回避支援システム、業界ではよくADAS(エーダス: Advanced Driver Assistance System)と呼ばれていますが、自動ブレーキが付いている車が増えています。このミライースにも付いており、フロントガラスの上部にステレオカメラが装備されています。車両や人が前方に有った場合、警告を鳴らすと共に至近距離にまで近づいたらブレーキ操作を補助します。

 

衝突回避支援システムのステレオカメラ

 

前後のバンパーにはコーナー4箇所のクリアランスソナーが付いています。これだけ先進装備がついて定価で100万円切る価格は本当に凄いと思います。

 

前後のバンパーに合計4箇所装備されるクリアランスソナー

 

 

街乗りでの省燃費走行のコツ

 

筆者がやっている省燃費テクニックが下記です。

  • できる限りそろりとゆっくり発進する
  • できる限り一定の速度で走る(一般道では40km/h〜60km/h)
  • 次の信号が見えている場合、歩行信号や交差信号を見ながら赤、または青に切り替わるタイミングを見計って交差点に差し掛かる時に止まることのないよう速度を調節して走る(周囲に迷惑をかけないように)
  • 交差点での右左折時に歩行者や自転車など安全を十分に確保した上でできる限り速度を落としすぎないように曲がる(高度なテクニックが必要、初心者にはお勧めしません)
  • 下り坂ではアクセルを踏まず惰性で下る
  • 春秋冬はA/Cをオフにして走る
  • 夏場は登り坂のみA/Cをオフにする
  • アイドリングストップを必ずONにする
  • 停車中、駐車中の長時間アイドリングをしない
  • 電装品をつけすぎない
  • エコタイヤを装着する
  • 信号が少ないルートを通る
  • 不要な荷物を積まない

 

 

 

低走行かつ高年式の車両を安く買うならこういうお店!

 

価格の安い軽自動車をお探しの方へアドバイスですが、走行距離が長かったり、低年式(古い)車は要注意です。ゴムや樹脂部品など経年劣化しやすい部品が傷んでいたり、タイミングベルトの交換がされていなかったりする可能性が高く、購入した途端高額な部品交換や修理になってしまうこともあり得ます。安かろう悪かろうの世界ですので、お気をつけください。特にオドメーターが10万キロに近い車はタイミングベルト未交換、トランスミッションオイル未交換のものも有ると思います。お店の人にコスト感をよく聞いてみてください。その辺をごまかそうとするお店では買わない方がいいです。(そういう車は大体すごく安いです)

筆者のミライースは低走行、高年式の登録済車、いわゆる新古車を購入しました。ディーラーの試乗車として使われていた車両で走行距離は約2700kmと少なく、傷も全く無くとても綺麗でした。新車の匂いもまだしていましたし、新古車が一番車を買うのに賢い方法かもしれないと思いました。価格はこのL SAⅢの定価の車両本体価格が税込959200円ですが、筆者が買った新古車は税込590000円でした。有難い事にたまたまオプション設定の電動格納式リモコンドアミラーも付いていました。通常ノーマルだとこのグレードはマニュアル式ドアミラーなのでこれもラッキーでした。車検が2年と3ヶ月付いていてこの値段は超破格です。

 

たまたま付いていたオプション装備の電動格納式リモコンドアミラー

 

電動格納スイッチはドアトリムのパワーウインドウスイッチの前方に設置されています。

 

いくつかある新古車専門業者の中でも、愛知県では筆者が購入したお店、PASSION(パッション)がダントツに安くお買い得だと思います。南大高と春日井に店舗があります。店舗は大きくキレイでした。接客も良かったし、軽自動車専門店の中では伸びているそうです。時々目玉商品としてこのミライースが59万円前後で売りに出ています。価格が安い理由はこのミライースがモデル末期だというのもあります。気になる方はPASSION(パッション)のサイトで探してみては如何でしょうか?

今後はDIYでオイル交換をしたり、スタッドレスタイヤの交換などをブログで執筆予定です。ご興味のある方はブックマークして頂けると嬉しいです!

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