Python(パイソン)のプログラミングについてご興味がある方へ。
私も習ってみたいと少しでも思った方へ。プログラミニングド素人のUSANCOがレポート致します。
本記事では、私がPythonというコンピュータープログラミング言語をなぜ習おうと思ったのか、なぜIoTエンジニア講座を受講しようと思ったのかプログラミングの超初心者である私の体験談も交えながら報告したいと思います。
なぜPythonを習おうと思ったか?
既にいろんな記事でも報じられている通り、将来さまざまなサービスが自動化し、ロボット化、IoT 化が進展すると予測されているのは周知の通りです。日本の通信会社の決算発表時に社長さんがビッグデータ、IoT、AIの分野へ戦略的投資すると仰っていたのは記憶に新しく、将来エンジニアやプログラマーが圧倒的に不足することも近年報道されていました。
AIなどを活用した自動化によるサービスがますます世の中に浸透していく時、各デバイスを動かすためのプログラム言語は何が有望か?を自分なりに調べ考察をしました。現在世界シェア的に見ると上位に位置している言語はJavaやC系です。
現在アメリカではAIの機械学習やディープラーニングの分野においてPythonが徐々に注目され始めていて、次に習うべき言語は?というサイトで1番や2番に付けていたりします。イギリスや中国でのメジャー度合いを比べているサイトでは既にJavaを抜きPythonの方がポピュラーになっている資料もちらほら見受けられました。大手検索エンジンや大手SNSにも一部Pythonが実装されているという話は聞いたことがあります。
日本は欧米に追従していく流れがありますし、中国の動きも絶対に見逃せないのでいずれ日本でもPythonの需要が伸びるのではと予想しています。
下記の表は日本でのプログラミング言語実態調査2018で次に習うべき言語は?ですが、Pythonがトップとなっています。
出典:2019年5月30日付 日本経済新聞電子版
Pythonを選んだ理由は講習を受けようと検討していたプログラミングスクールの薦めと他の言語より比較的習得しやすいと言われたのが大きいです。もともと私は文系で理数系のプログラミングを習う際、自分ができる限りエントリーしやすいモノを選びたかったというのもあります。
またRaspberryPi(IoT制御システムのハードウエア)との親和性が高く、それとの組み合わせによりIoT技術の体験・エントリーには最適ではないか?と踏んだからです。
これからの時代に求められること
実際に習ってみると、幾つかのPythonの特徴が分かってきました。一番に感じたのが他の言語に比べ見た目がとてもシンプルで読みやすく、自分以外の人、例えば共同作業しているチームメンバーが見た時に理解しやすいという点が特徴的で、意識して他者からの可読性を向上させている言語であることが分かりました。
私は最新版のPython3を習っていますが、日本語のコメント説明も入れられるようになっており、書かれたコードがどういう機能なのか補足説明を入れられるようになっていて、関わっていない第3者が見た時にすぐに内容が理解出来るようになっています。この辺りの機能は昔の言語よりもユーザービリティーが進んでいるなと思いました。
今後、働き方がどんどんオープンソース化し、遠隔地で共同作業することも増えるであろうし、フリーランサーなどに外注したり、分業化していった場合、このように他者から分かりやすくコードを書くというのは今後トレンドになっていくのではないでしょうか? 地球の裏側のチームにバトンタッチしてコーディング作業を24h体制で回すという話もよく聞きますよね。
個人のスキルアップが重要な時代
私は現在、とある日本企業のサラリーマンをしていますが、先日の某大企業の社長発言や経団連会長の発言で波紋が広がった、日本の終身雇用制度崩壊の流れはますます加速すると踏んでいます。
私がいつまで現在の会社で働けるかは誰も保証してくれるものではなく、すごく不安を感じています。そういった不安を感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?そんな時代に今まで会社で積み上げてきた経験や知識だけでは将来持たないのではないか?という危機感からプログラミングを習い始め、このブログも立ち上げたわけです。
自分の能力向上を常にアップデートしていかなくてはならない時代に突入してしまったのです。しかしながら正直な話、今の会社の仕事も結構重たいのでプログラミングもやり、更にブログもやるというのはかなりハードですね。。。
IoT エンジニア講座体験報告
最後に現在受講しているPython プログラミングと自分で書いたコードをRaspberryPi で動かしたものを簡単ですが報告させて頂きます。
PythonはPyCharm というソフト(汎用は無料、業務用は有料)をWindows 上で使い、FileZillaというソフトでRaspberryPi に転送し、RaspberryPi上はterminal画面(黒い画面)からLinux で動かします。結局簡単なLinux も覚えることになります。ハードの方、電子工作は非常に楽しくてたまらない!!の一言です。下記の赤い箱のがRaspberryPiです。RaspberryPiは外部とのインタフェースが充実していてUSB x4、HDMI x1、音声ジャック、Eithernet、電源用USBミニ、最新型はWiFiとBluetoothも積んでいるモデルがあります。真ん中の黒い四角いのがCPUです。
自分でコードを書いて、思い通りに機械が動く瞬間はたまりませんね。Python とRaspberryPi の組み合わせで様々な電子工作を安く作れるのが嬉しいです。Pythonのライブラリーほとんど無料ですし、コーディングするためのソフトPyCharm も無料、RaspberryPi も1万も出せばフルセットが購入できます。セキュリティーシステムや簡易携帯電話やパソコンまで個人で作れてしまうので今後電子工作が趣味になってしまうかもです。。。
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