海外生活は絶対に人生のプラスになる話

これから海外でぜひとも生活してみたいと思っている方へ。

海外での仕事や留学を目指している方へ。

本記事では、筆者が過去にアメリカ西海岸で経験した海外生活を元に、あなたの人生における海外生活のメリットをお伝えしたいと思います。


海外生活は絶対に人生のプラスになる

断言します。海外生活を一度でも経験すると絶対にあなたにとって人生のプラスになります。

理由としてはいくつもありますが、どこの国であれ、海外に住むと世の中ってこんなに考え方の幅が広かったんだと、自分がこんなに限られた狭い場所に居たんだと感じます。要は”グローバル視点”を持つ事になり判断力や決断力が強くなると思います。

その経験を積めば、その後人生の色々な場面でそのグローバル視点を活かして有利に立ち回ることが可能になるはずです。多眼的思考と国際感覚の視座が得られるのです。

グローバル視点なんて、今の時代メディアを読んだり見たりすれば得られるのではないか?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、それだけでは不十分でそもそもそれらは誰でも知っている情報です。


生活者としてコミュニティに入りこむこと

なぜメディアだけでは足りないのかと言うと、人は面着でしかも何回か会わないと話さないこともたくさんあります。いわゆる”ここだけの話”というやつです。中には記録に残したり、メディアに上げられない内容もあるかと思います。

お行儀の良い人たち、紳士協定がしっかりしたコミュニティーに入り込めばそういった「公には言えないけど大事で耳寄りな情報」を得ることが出来ます。IT企業やスタートアップの様々な深い話をミートアップなどで随分耳にすることが出来ました。

私が住んでいた地域はSNSなどのIT企業がひしめく地域でもちろんSNSも超盛んでしたがそれとは裏腹にそこのローカル達は面着でなるべく会ってコミュニケーションする事に大変重点を置いているのが印象的でした。


あるミートアップに参加した時のことです。まだシードステージのスタートアップの創設者が自分の持っているアイデアを「まだ早いんじゃないの?」と思えるものまで話してくれました。「えっ、いいのそんなこと言って?」と聞くと「アイデアは実現して初めて意味がある。俺はこのアイデアをお前よりも先に実現する自信があるから言っても大丈夫だ」と。「どうせお前できないだろ?」と。→ハイ、その通りでした。スゴイ!日本じゃ考えられない!オープンだし、自信家だなぁ〜!と感心したものです。

そういった密なコミュニティーとの繋がりは1週間や2種間滞在しただけではなかなか生み出されません。年単位で生活者として地元に入り込む事によって信頼が生まれ、自分から情報を発信すれば、向こうからも情報を与えてくれます。私は情報を得るために自らコミュニティーに向かって「自分は何を目的にここへきて、何を具体的にやりたいのか」を伝えるために公共のホールを借りてPublic Speechを英語で行いました。原稿作りに1ヶ月、スピーチの練習に1ヶ月で合計2ヶ月、地元の英語の家庭教師にもビシビシと指導してもらいながら猛特訓の日々でした。

講演会が終わった後、私との名刺交換の長い行列ができたことは記憶に鮮明に残っており大変嬉しかったのと、そのスピーチをきっかけに人脈が広がり、様々な情報が集まるようになり、新たなビジネスチャンスも得ることができました。自分がコミュニティーに深く入り込めた実感を得た瞬間でした。


日本にはない2〜3年先の予兆が垣間見れる

日本にはない新しいものにいち早く触れる事ができ、アドバンテージを感じます。

生活する国や都市にもよりますが、外国の方が進んでいて日本にはまだないというコトやモノも増えてきたように思います。日本は相変わらず規制が厳しいので新しいサービスなどの導入は極めて漸進的です。私が住んでいた場所はビジネス・サービストレンドが常に最先端の場所だったので、あらゆるサービスやIoT製品などが市場に出回るのがとても早く日本にいる時よりいち早く新しいものに触れることができました。

アメリカに限らず、ヨーロッパやアジアや中国などでも最近は日本より導入が早いものがたくさんあるのは周知の通りですね。


日本を客観視でき、日本の良さを改めて知る

日本の事、日本人の事を客観視することができ、改めて日本の良さを再認識することが出来ます。日本はとてもいい国です。これは一度数年出てみると実感できると思います。

私はアメリカに行く前、もちろん日本で生まれ育っているので、日本が外国に比べてどうなのか?などは全く分からなかったのですが、実際に生活して比較すると、改めて日本の良さを実感し、渡航する前よりも日本や日本人の事が好きになりました。まだまだ日本も捨てたもんじゃないなと改めて思ったものです。

具体的には外国人観光客もテレビで言っていますが…日本人のホスピタリティーがすごい。タクシーの運転手さんにしてもバスの運転手さんにしてもお店屋さんも千差万別ではありますが、トータルに見て対応が素晴らしい!アメリカから帰ってきた直後コンビニで袋の取っ手を自分の方へ向けてくれた時、感動しましたね。治安が全般的にいい。落とした財布が中身有りで届くなんて外国人はそれ神対応!と思っている!食事が美味しい。総合的に見てコスパ世界一じゃないでしょうか?安くても美味しい。時間に正確、公共交通機関の時間の正確さは明らかに世界一ですよね。たくさんあるのですが、まず思いつくのはこんなとこです。


最後に要点をまとめます:海外生活によって得られるもの:

  1. 海外生活をする事で多眼的思考と国際感覚の視座が得られる。
  2. メディアでは手に入らない情報が得られる。
  3. トレンド予兆の先回りができる。
  4. 日本の良さを改めて知り惚れ直す。

上記は人生の厚みを持たせる要素になると思っています。海外生活のメリットは現地の会社と絡んでもメリットを享受でき、学びも得られました。下記の記事ご参考↓


アメリカのデザインコンサル会社と仕事するメリット


アメリカのスタートアップから学ぶべきこと

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