筆者は子供の頃から虫歯になってしまうことが多く、今までの人生でかなりの時間とお金を虫歯への対処で費やしてきました。毎年必ず歯医者さんに通い辛い治療の日々でしたが、8年前から歯磨き粉と歯磨きの習慣を抜本的に変えることにより、虫歯を根絶することに成功しました。8年間、虫歯が予防できています。その方法を読者の方へシェアしたいと思います。
現在の歯磨き習慣を行う転機となった臼歯(奥歯)の喪失
日々のミュータンス菌との戦いに明け暮れ、長期戦となり戦費も膨大に膨れ上がっていた9年前の筆者。歯科治療費が家計をかなり圧迫していました。防衛費がもうすぐ底をつく状態でした。
家計圧迫のきっかけは長期にわたる奥歯の歯根治療の末、その甲斐なく永久歯の臼歯喪失です。絶対に永久歯は無くさないと頑張っていましたが、ついに臼歯を抜歯することになってしまい、奥歯がなくなりました。
あごの骨にまでミュータンス菌が入り込んでいて、しばらくあごの骨の消毒治療もしなければならず、最悪の状態でした。
そして入れ歯はどうしても嫌だったので、インプラントを入れました。ご存知の通り1本ウン十万円なのでかなりの出費です。
知覚的に痛いだけでなくお財布もかなり痛く、欲しかった趣味の物を買うのをあきらめ、服も買えなくなり、貯金はインプラント代に消えました。
それまで決して歯磨きを怠っていたわけではありません。朝晩と1日2回、歯ブラシのみでしたがしっかり磨いていました。その時は1回の歯磨きに2分ほどの時間をかけていました。
それでも歯が弱い人にとっては、朝晩1日2回ブラシのみの歯磨きでは足りなかったのです。
元々歯並びがよくなく、歯が重なったり斜めになっていたり歯列の形状が複雑なのも原因としてあると思います。
歯科矯正の大切さというのも、これだけ治療を重ねてやっと理解した感じです。
もっと若いうちに(学生時代くらいに)矯正をやれていれば良かったのにと思いましたが、それを親のせいにするのも嫌なので仕方ありません。矯正にもそれなりにお金はかかりますし。
とにかくもうこれ以上虫歯になるのは嫌だ。もう2度と歯科治療はゴメンだ。と臼歯を失ったことがきっかけとなり、強く思うようになりました。
これは歯磨きのやり方を抜本的に変えなければ……と決心しました。
毎年歯医者さん通いだった筆者が一切虫歯無しになった8年間にやったこと
筆者が抜本的に歯磨き習慣を変えてから、一度も歯科治療に行くことはなくなりました。歯茎の腫れや虫歯がピタッと止まったその方法を公開します。
ここまでやれば止められるんだという、かなり念入りな習慣です。やるにはそれなりの覚悟は必要かと思います。
- 1日の歯磨きの回数を2回から5回に増やした
- 朝食後と夕食後に加え、昼食後、おやつの後、就寝前にも追加で磨くようにした
- 食後30分以内に必ず磨くようにした
- 歯磨き粉を普通の安いものからコンクールジェルコートFに変更した
- マウスウオッシュを5回の歯磨き後、必ず行うようにした
- 普通の歯ブラシから極細タイプの電動歯ブラシにした
- デンタルフロスを歯周ポケットの中に入れるようにしながら使った
- 歯間ブラシを使うようにした
- 就寝前にコンクールFで口をゆすぐようにした
- 会社で昼休みにも磨くようにした
- 出先でも食後できるかぎり(お店や駅のトイレや洗面所で)歯を磨くようにした
1日に費やす歯磨きの時間は約40分、1回につき8分くらい使って磨いています。ここまで歯磨きに時間を割いている人はそんなに多くないかもしれません。
筆者が家で使っている極細タイプ電動歯ブラシはPanasonic ドルツ、下記です。
替ブラシはこれ、その下のポイント磨きタイプも通常ブラッシングの後に歯間を重点的に磨いています。
上記のリストにある、出先で磨くのが一番大変です。公共の場所では洗面所を占拠するのは迷惑行為なので、空いているところを探したり、うがいするときだけ洗面所に立って、磨く時は通路によけたりして磨くなど、迷惑にならないようにする努力をしています。
出先に携帯している歯ブラシは下記です。
これ以上痛い思いをしたくない、もう歯を失いたくない、お金をかけたくないという方には価値ある歯磨き習慣だと思います。まる3年間歯茎の腫れと虫歯からおさらばできたので。
Twitterで知り合った歯医者さんからアドバイスを頂き、更に歯磨き効果を増強!
1年前に執筆した歯磨きの記事をTwitter上で知り合った現役の歯医者さんに読んで頂いたことがあります。
その先生曰く、歯ブラシや補助器具の選び方はその人の歯並びなどに合わせて選ぶことが大事で、ブログに書かれている方法は丁寧な磨き方で、お手本となるベストな磨き方ではないかとのコメントを頂いています。
その時に私がやれていなかった、新たなコツを教えていただきました。
歯ブラシだけでなく、補助器具のフロスや歯間ブラシにもコンクールジェルコートFをつけて磨くと細かいところにもアプローチできてより効果が上がるはず。というコメントを頂き、早速実践しています。
その先生も患者さんに歯間ブラシにコンクールジェルコートFをつけて磨くようにご指導されているとのこと。
私がこのコンクールジェルコートを知ったのは実際に通っていた近所の歯医者さんに教えていただいたのが始まりで、その先生はこれを一押しされていて「これベストだよ、これ以上いい歯磨き粉は見た事ない」とおっしゃっています。
このコンクールジェルコートFは中に含まれている成分によるミュータンス菌の殺菌力が強いのが特徴です。(殺菌成分:塩酸クロルヘキシジン)
ちなみにこの歯磨きジェルは研磨剤が入っていないので、歯磨き回数が多くても歯を削りすぎないので安心です。
しかし、コーヒーや紅茶をよく飲まれる方は茶しぶが歯につくので、研磨剤入りの歯磨き粉と併用した方が歯の見た目をきれいに保てます。
3年間、歯茎の腫れがなくなり、虫歯も防げているのはこのコンクールジェルコートFのおかげかなと思っています。
歯磨き補助器具保管のための便利グッズはこれ
100円均一に行くと陶器製のこのようなスタンドが売られています。フロスや歯間ブラシをこのように立て掛けておくと、散らばらずに洗面所が整理できておすすめです。
フロス→L字で奥歯の歯間を清掃→小型の歯間ブラシで前歯の歯間を清掃の順です。
虫歯の原因菌は舌の表面にも潜んでいる
虫歯の原因菌を根絶するには、歯と歯茎周辺だけでは完全ではありません。舌の表面の舌苔にも原因菌がたくさん潜んでいるので、毎回でなくてもいいですが、朝晩の最低2回は舌ブラシを使って舌苔を取り除きましょう。
私がオススメの舌ブラシは円形のタイプです。今まで幾つかの形状を試しましたがドーナツ型のものが一番舌苔が取れやすいと思います。
おすすめのマウスウオッシュ2種類はこれ
就寝前に使っているマウスウオッシュがこれです。コンクールF、コップに入れた1口分くらいの水に5滴くらいたらし、希釈して使います。
就寝前以外の朝、昼、おやつ後、夕食後に使用しているマウスウオッシュがこれです。おなじみリステリンのトータルケアPLUSです。
「8年間虫歯一切無し」を継続できている歯磨き方法まとめ
- Doltz電動歯ブラシで通常のブラッシング
- Doltz電動ポイント磨きタイプのブラシで歯間のブラッシング
- フロスで歯間と歯茎の清掃
- L字型歯間ブラシで奥歯の歯間清掃
- ストレート小型歯間ブラシで前歯の歯間清掃
- 舌ブラシで舌苔の除去
- マウスウオッシュ(リステリン)で口腔内をしっかりゆすぐ
↓歯周病は認知症の原因になる事が大学の研究で分かってきています。そうなる前に予防を!
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