ダイハツミライースで低燃費走行チャレンジ中!今までは高速道路を走らずに街乗りだけで計測しており、低燃費走行テクニックを磨いて24km/L → 26km/L → 28km/Lと徐々に燃費を向上して来ました。今回は燃費向上が望める高速道路で長距離を走った記録と走り方をレポートします!
23年10月に入ってからガソリン価格が以前よりも下がって来ました。政府によるガソリン価格高騰抑制のための補助金が使われているためです。とは言っても元々の原資は私たちが納めた税金で賄っていますので、少しばかり還付されたという感じでしょうか。
ダイハツ ミライース 実用燃費 ついに33.12km/L達成!!
今回は私の自宅がある愛知県から実家がある神奈川県まで306km(所要時間約4h)を往復した時の満タン法による燃費記録です。新東名高速道路を使い、途中静岡県の指定速度120km/hの区間がありますが、そこでも120km/hまで出さず、大体80km/h〜90km/hの低燃費速度で巡航しました。ほぼ一番左側の走行車線を走行し、右の追い越し車線に入ることは1度もありませんでした。
もう既に涼しくなって来ていたのでエアコンは基本OFF、途中日中でやや暑く感じる時のみ100km程度の区間でA/CをONにしています。
登り坂では80km/hより遅くならないように注意し、下り坂ではできる限り惰性で重力を使い、燃料を吹かない走りを意識しました。
基本的に走行車線で大型トラックの後ろに付いて80km/hくらいで巡航することが大半でした。中央レーンと一番右の追い越し車線では普通車や外車がビュンビュンと追い抜いていきます。
これまでの街乗り通勤の実燃費
- 2023/9/1 満タン時走行距離:324.6km 給油量:12.99L 燃費:24.988km/L
- 2023/9/8 満タン時走行距離:231.1km 給油量:8.86L 燃費:26.08km/L
- 2023/9/15 満タン時走行距離:232.0km 給油量:8.11L 燃費:28.6km/L
今回の高速道路を走行した長距離移動の実燃費
- 2023/9/25 満タン時走行距離:632.1km 給油量:19.08L 燃費:33.12km/L
街乗りのみでも既に28.6km/Lを出していたので、高速に乗れば30km/Lはおそらく超えるだろうなとは思っていましたが、やはり33.12km/Lを叩き出しました!低燃費車の代名詞ダイハツミライース、さすが、期待に応えてくれました! ミライースの燃料タンク容量は28Lなので、航続距離は927kmにもなります。東京-名古屋間の往復は無給油で走行可能です。素晴らしい燃費性能と言えます。
ダイハツミライース LA350Sのカタログ燃費
ちなみにダイハツミライースのカラログ燃費値はどのくらいかというと下記の通りです(国土交通省審査値)
- JC08モード:35.3km/L
- WLTCモード:25.0km/L
今回計測して出て来ている燃費値はこのJC08モードとWLTCモードの中間の数値となっていますが、全車的な平均で通常の実燃費はJC08モードより2割程低下すると言われており、35.3km/Lの2割減は28.16km/Lなので納得のいく数値です。
JC08モードとWLTCモードとは何か?
そもそもこれら2種類の燃費計測モードは何なのか?計測方法の進化により、より正確な計測方法が開発され、変化して来ています。
2010年以前は国土交通省によって1991年に定められた10・15モードが使用されていました。10・15モードは市街地走行を想定した10パターンと、郊外走行を想定した15パターンを測定し、平均を出す計測方法で、エンジンが暖機された状態で行っていました。
JC08モードは2011年に国道交通省が定めた新しい計測方法で、10・15モードだとどうしても実燃費とズレるということで、より実燃費に近くなるように開発され、エンジンが冷えた状態から計測し始め、平均速度や最高速度を引き上げて実際の走行パターンに近づけ、ユーザーの日々の使用状況に以前よりは近づいた数値が出るようになりました。
WLTCモードは一番新しい計測方法で、2018年10月から国土交通省が全ての自動車メーカーに表示を義務化しました。燃費を計測する方法を国際的に統一しており、ヨーロッパ、アメリカ、インド、韓国などが先行採用しています。
3つのモード、市街地モード、郊外モード、高速道路モードに分けてより実際の走行条件に近い燃費性能を計測します。JC08モードよりも正確で、実燃費に近い数値になると言われています。いずれJC08モードも廃止され、WLTCモードに世界統一されると思われます。
ダイハツ ミライースで初めて高速道路を走ってみた感想
以前学生時代にも軽自動車に乗っていたことがあり、当時の軽自動車は高速道路に乗るとエンジンの回転数がかなり上がってしまい、エンジン音がうるさかった印象でした。乗り心地もそれなりで、長距離運転に軽自動車はあまり向かないと思い込んでいました。このミライースで走る前までは。
そんな過去のイメージを持ちながら現在の愛車、ミライースで高速道路に乗ってみると、
「あれ?意外と静かだな」という印象でした。
乗り心地や走行音/ロードノイズも思ったより小さい印象。軽自動車も進化したものだなあ。と感心し、約300kmの高速道路の移動でも想像していたよりも疲れず、快適に移動できました。
CVT(ベルト駆動)のトランスミッションの性能がかなり良くなって進化しているのも一役買っているのではないかと思います。
それと軽量化による650kgしかない、通常のミニバンなどと比べて1/3以下の重量と、転がり抵抗を極限まで軽減した設計、更には軽自動車の中でも空力性能が優れていると言われるデザインにより、ダイハツの技術力が高速道路で走った感じでも体感することができます。
↓ダイハツミライースの優れた空力性能について解説しているこちらの記事もご参考にどうぞ
燃料代を節約するには価格が安いガソリンスタンドを利用するのが鉄則
筆者は経済的な節約のために普通車から軽自動車に乗り換えたわけですが、節約を徹底するのならガソリンスタンドもこだわり、とにかく安い所で入れるようにしています。
筆者の自宅近くには「安売王 Uny Oil」というガソリンスタンドがあり、周囲のガソリンスタンドの中でも常に最安値を誇っています。
10台近くある給油ポンプはいつも満車状態で必ず待ちが発生してしまいますが、昨日も安いガソリンを提供してもらい倹約生活を目指す客としては満足のいく価格、23年10月7日時点で158.8円/Lでした。お財布に優しく助かります。
↓コスパが大変良いダイハツミライースを車両本体価格59万円で購入した方法の記事もご参考にどうぞ
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