日本の働き方は更に欧米型にシフトしていく

こんにちは。USANCOです。記事数もだんだん増えてきて乗ってきました。

当ブログへお越し頂きありがとうございます。

今回は日本とアメリカの働き方の違いの例を出しながら、日本もこの流れに追従していくだろうとの予測として記事を書いています。

 

 

成果主義の流れは加速


最近話題となった、日本での終身雇用崩壊。元々その制度自体がとてもユニークなので世界的な視点からすれば自然な流れなのかなとも思います。

ではアメリカの場合どうなっているかと言うと、まず新卒一括採用や定年退職も無く、3年から4年周期でどんどん転職する文化。就職して4年くらい経つと「そろそろ転職先探さなきゃなぁ」とムズムズしてくるようです。

アメリカでの常識だと転職する時が“昇格タイミング”となっていて転職先に提示するポジションは以前より一つ上で申請します。また、就職や転職時のオファーの仕方が日本と真逆なのは大変驚きました。例えば日本では人を採用する時、月給はこのくらい、ボーナスはこのくらいと給料が決まっている“枠”に対して応募する形ですが、アメリカでは“この額”の月給を払ってもらえばこれだけのパフォーマンスを提供する。と転職者側が会社に金額と自分のパフォーマンスレベルを提示するのです。双方が合意すれば採用です。コミットした通りの成果が出せなければ、即アウト、ご想像の通りです。

アメリカの事例で言うと社会全体が成果主義になっていて、努力すれば報われる。しなければリストラされる。日本よりかなりはっきりしています。日本はますますより欧米寄りの成果主義の方向にシフトしていると日々肌感覚的に感じます。

 

 

フリーランス大国への道

最近Twitterをよく見ているとフリーランスの方が増えているように感じますね。それもそのはず、日本でも年々増加しており、2015年に913万人(労働人口の14%)だったのが2018年には1119万人(労働人口の17%)22.6%も増加。アメリカは2015年に5300万人(労働人口の34%)だったのが2018年には5730万人(労働人口の35%)8%増加(出典:【ランサーズ】フリーランス実態調査2018年版より)アメリカは元々フリーランス率が高く、今後も増加の一途を辿り2020年までに労働人口の50%がフリーランスになるとまで報道されています。日本もこの流れには追従していくと予想します。

 

私がアメリカでデザインコンサル会社に仕事を依頼した時にビジネス戦略で頭キレキレのフリーランスの専門家を集めてくれたのですが、高学歴で子育てしながら仕事している奥様が多いのが印象的でした。育児と家事があり毎日は来られないのでパートでしたが、大学院卒だったりPhDだったりするのでアワーレート超高め。もちろんスキルセットはピカイチでした。そういう方々の旦那さんはいったいどういう所にお勤めなのか聞くと、Apple、Google、CIA。ヒエー!名だたる企業や組織の一員の方々でした。。。

日本もいずれフリーランスの方々の地位がどんどん向上し、企業活動でも盛んに起用されるようになり、もっと働きやすくなる時代になっていくのだろうと、アメリカの事例を見て未来の予兆を感じたのでした。個人が頑張らなきゃいけなくなるし、また個人がもっと活躍できて評価される社会にぜひして行きたいものですね。

 

 

 

個をもっと尊重する時代へ

元々アメリカは個を重んじる文化。個人意見・主張をとても尊重し、幼稚園から大学院まで一人一人を大事にして専門性を伸ばす教育であり、日本のような集団底上げ教育とはかけ離れています。

日本はまだまだ、教育現場において粒を揃えようとする動きが多いのですが、これからの時代は個性を重んじて伸ばしていく、個々の能力を上手く引き出す教育方法や環境整備をもっと進めなければ世界潮流についていけないと強く思います。

アメリカで生活していた時のことです。自己啓発の為、大学の外部クラスを色々探して受講した時、普通の大学生以外の自己能力開発を盛んに行なっている人が多いなーと思いました。私が取ったクラスは、自分に自信を持たせて自己表現を上手にする、要はプレゼンテーション能力向上のクラスでしたが、老若男女、様々な職種。20代〜70代まで!子供がいる主婦から銀行員、会社員、リタイア後のおじいさんまで。

 

©2019 USANCO

おじいさんがなぜ?と思うかもしれませんが、そのおじいさんはこれから起業するので、投資家たちにピッチするのにもっとプレゼンスキルがいるのじゃ!と仰っていました。お元気ですよねー。そのおじいさんには随分と励まされました。どんな歳になっても向上心を持ち続けたいなと思いました。

他の受講生の方々もやはり転職する時にできる限り能力を上げておいてより高い給料の職に就きたいというのが目標のようでした。アメリカならではの転職文化が生んだこの常に自己啓発を一生続けるという気概は尊敬すべきことだなと。これからの時代、自己投資を考えて行かねばと改めて感じています。 

 

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