ITエンジニアに転職すべき理由 圧倒的人材不足で将来給料は高騰

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本記事では、将来圧倒的にITエンジニアが不足し、その給料が高騰すると予想され、なぜそう思えるのか?その根拠となる兆候を掘り下げてみたいと思います。

ITエンジニアに転職を検討されている方々へのご参考になれば幸いです。

経済産業省も危機感を示す、将来のITエンジニア不足

過去に書いた記事で、経済産業省のIT人材不足に関するグラフを引用しました。この記事でもう一引用します。

 

出典:経済産業省HP

2030年までに最大で79万人ものIT人材が不足するとあります。しかし私は世界的な予測記事や様々なIT業界の記事、企業のビジョンなどを読み込んでいくと不足の規模はこれを上回るのではないかと個人的に予測しています。

 

未来を予見させるSoftbank孫さんの講演

ご存知、Softbank社長の孫さんが2019年7月18日にSoftbank2019のイベントで基調講演を行いました。

その中でSoftbankの将来ビジョンとともに、未来の社会がどうなっていくのかを分かりやすく説明されました。

この基調講演では、誰でも将来はITとAIがあってこそ成り立つ社会になっていくのだと。どう転んでもです。別に洗脳するつもりはないですが、ITとAIに完全に囲まれる社会になります。と述べられています。

圧倒的にデータ量が増え、デバイスが増え、それを動かすためのプログラムが必要となり、それを書く人、ITエンジニアが大量に必要なのは誰でも容易に想像がつきます。

Softbank孫さんの推論、今後の世界データ量が半端ない

孫さんの講演の中で出てきた数字を紹介すると、

  • 1990年代から今までの30年間で世界のデータ量は100万倍に増加した
  • 孫さんの推論だと今後30年間(2050年頃までに)更に100万倍にデータ量が増加

 

と言われています。そして通信速度、データ転送量も向上させて5G→10Gまで行くでしょうとも発言されていました。

おそらく、これだけの技術開発やプログラムの記述を扱う仕事は今のIT業界の人材だけでは到底無理と思われ、AIにも任せなければないのは当然ですが、そのAIの開発自体も人手は膨大にかかり、圧倒的人材不足に陥ります。

そして孫さんの講演では投資額の数字も出てきましたが、今後ITやAIの領域に投資される額がこれもまた半端ない数字となっています。

  • 世界約5000社のベンチャーキャピタルの合計で約9兆円
  • Softbankグループの投資額が約10兆円
  • 今後30年間で両方合わせて19兆円ものお金が投資される予定

もちろんそれらはIT、IoT、AI の開発に大半が充てられます。要するに多くはITエンジニアの給料になるのです。そして、人材が足りない。結果どうなると思いますか?

ITエンジニアの給料が途方もなく高騰します。それはすでにアメリカのシリコンバレーで起きていることです。

シリコンバレーですでに起きたIT人材不足

ご存知、アメリカ カリフォルニア州 ベイエリアとも言われる、サンフランシスコ半島のシリコンバレー。GAFA(Google, Apple, Facebook, Amazon)の本社や拠点、そしてそれらのジャンアント達とつながりを持つ膨大な数のIT企業やスタートアップが集積する地域です。

シリコンバレーエコシステムと呼ばれる世界中で産業振興のお手本となっているIT産業の生態系が構築されています。

そこには、ITエンジニアもたくさんいるのですが、近年のIoT、AI競争のせいもあり、慢性的なIT人材不足に陥っています。1年中引き抜き合戦です。そう言った引き抜きの報道記事はいつもIT企業やスタートアップ企業が主役です。

そのような状態になると市場は完全にITエンジニアの売り手市場。給料オファーの額も高止まり状態です。向こうはストックオプションという株で年棒を支払う制度があるので余計に日本より高額に見える印象です。

例えば私が聞いている、ある大学院卒のITエンジニアの初任給は具体的な会社名は言えませんが、なんと年棒1800万円です。若干26歳の若者がですよ!

ITエンジニアの給料の高騰により、シリコンバレーの一軒家やマンションの家賃もそれに伴って高騰しており、4LDK一軒家の1ヶ月賃貸の家賃が40万円〜50万円のところもザラです。

下記の記事もご参考にしてみてください!

 

ITエンジニアへの転職をお勧めする理由

今からIT人材不足に備えるのが吉

これは私の勝手な予測ですが、経済活動や市場トレンドは大まかにですがアメリカで起きたことが徐々に日本に移行してきますし、日本はアメリカをお手本にする産業が多いので、アメリカの産業構造が徐々に日本に浸透してきます。IT関連はなおさらです。

ITエンジニアが不足するのは経済産業省の資料にもありますし、孫さんの基調講演からも想像がつく通り、将来の“IT人材ボーナス時期”に向けて手を打っておくのは吉だと思っています。

私は将来に備え自分のスキルアップを目的に今年プログラミングの講習を受けました。

 

 

 

↓こちらの記事もご参考にどうぞ

Python プログラミング体験報告!

 

 

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