スマートシティー構想から予測する将来の職業需要: ITエンジニアのすすめ

来たる将来のAI・IoT時代、世界各国で考えられているスマートシティー構想。それらの内容を読み解いていくと、深刻なエンジニア不足になることが予想できます。はたしてこれからの職業は何がやりがいがあり、世の中のためになるのか? IT業界へ興味がある方々へ向けて足を踏み入れるきっかけ作りとして、ITエンジニアになることをお勧めした記事です。

スマートシティー構想から予測する将来の職業需要

「スマートシティー構想」はご存知だと思います。AIやビッグデータを利用、さらに5Gの高速通信やロボット技術、自動運転技術を活用しながらデータ駆動型で超効率化した都市計画のことです。

世界中でスマートシティー構想というのがいくつも発表されているのでそれも聞かれたことがあると思います。

特にヨーロッパの国々をはじめ、北欧を中心に成熟社会ゆえスマートシティー化を考えているところが多く、有名なところで行くと下記のようなスマートシティー計画があります。

  • オランダ アムステルダム
  • デンマーク コペンハーゲン
  • フィンランド ヘルシンキ MaaSベースの構想
  • アラブ首長国連邦 ドバイ
  • シンガポール
  • 中国 杭州市
  • 中国 雄安新区
  • アメリカ オハイオ州 コロンバス市
  • カナダ トロント Googleによる構想
  • 日本 神奈川県藤沢市 パナソニック SST藤沢
  • 日本 神奈川県横浜市 パナソニックSST綱島
  • 日本 大阪府吹田市 パナソニックSST吹田
  • 日本 静岡県裾野市 トヨタ自動車 Woven City
  • 日本 東京都太田区 HANEDA INNOVATION CITY
  • 日本 東京都港区 ソフトバンク 竹芝本社周辺

最近、トヨタ自動車のスマートシティー構想 Woven City(ウーブンシティー)を報道で聞かれた方もいらっしゃると思います。

今年の1月アメリカ ラスベガスで行われたCES2020で豊田社長がスマートシティーを東富士の工場跡地に建設すると発表しました。

トヨタが街を創るという発表に世界に衝撃が走りました。ついに車から街かー!と話題になったのが記憶に新しいです。

 

トヨタ自動車が発表したWoven City

Woven Cityの公式動画はこちら↓

 

https://www.youtube.com/watch?v=jh7FHx8M3G0

残念なことに、日本では海外に比べ規制緩和や法改正のスピードが遅れています。自動運転車の公道試験など諸外国に比べると自由にやれている状態ではなく、1つ実験するにも手続きなどに時間がかかり非常に効率の悪い状況です。

ソフトバンクの孫さんが日本政府のあまりにも杓子定規な対応にキレてしまったのは有名な話です。

トヨタは自社の私有地にそういった実験場を作ってしまうことにより、様々な規制を受けることなく実証実験をやれる環境整備をしているのです。

パナソニックは既に藤沢市、横浜市で試験的にスマートシティーを運営していますが、自動化などはまだまだ発展途上にあり、2022年に街開きするSST吹田ではもっと進化していくことが予想されます。

私の予測では、これら大手2社の事例を元に多くの日本企業が同じようなスマートシティー構想をいろいろな地方で提案してくると思われます。こうやって日本が活性化していくのは楽しみですね。

データ駆動型社会に向けての準備をしておくべき

各国のスマートシティー構想の中身をいろいろ調べていくと、次世代技術が凝縮されている感じで、AI、IoT、ビッグデータ、5G、自動運転、ロボット化、自動化などハードウエアと組み合わせたソフトウエアのカタマリ、つまり全てがデータやプログラミングで動く世界になります。

自動運転車もさることながら、ロボットや自動搬送機などのモビリティーたちが縦横無尽に走り回る訳ですが、これらを動かすプログラミング、システムエンジニアはこれから膨大な量の開発をこなす必要があり、エンジニア不足は目に見えています。

現状のトヨタやパナソニックの社内だけでもエンジニアは足りないのではと予想します。今後もこれら2社や関連会社からのソフトウエアエンジニアの募集は続くのではないでしょうか?

大手日本企業だとITエンジニアはそれなりに収入が高くなっていくとも言われています。これらの大手企業のエンジニア不足の波に乗っかってしまうのも一つの手です。

今からこの大波(データ駆動型社会)に乗れるよう準備しておくべきです。

AI・自動化社会のコーディング第1言語はPythonパイソンという予測

私の予測ではAIやIoTの全盛時代になった暁にはプログラミング言語としてPython パイソンが主流になるのではないかと予想しています。

日経新聞の記事で「次に習うべきプログラミング言語は?」という問いに対してもPythonパイソンが第1位になっています。

 

出典:日本経済新聞電子版 2019/5/30付

何故、Pythonパイソンが今後伸びる可能性があるかというと次のような理由からです。

  • 文法がシンプルで初心者にも読みやすく習得しやすい
  • IoT 機器との親和性が高い
  • AI、IoT 分野で急速に需要の伸びが各国で予想されている
  • 先人が作った100万種類もの豊富なライブラリがある
  • オープンソースで自由に利用可
  • Windows、iOS、Linux、Androidなど様々なOSで利用可

去年の東京モーターショーに出品されていたモビリティー。これらの小型モビリティーもPythonでコーディングされていると聞いています。

 

トヨタ自動車のマイクロパレット

 

ヤマハ発動機の陸上用ドローン

筆者もPythonパイソンのプログラミング講座を受講した経験がありますが、Pythonパイソンのメリットは下記のようなところだと感じました。

  • グループ・チーム作業前提で開発されており、他メンバーがコードを見た時分かりやすい
  • Java やC++のように意味不明の単語が少ない
  • 各行に日本語で補足説明が入れられるように工夫してある
  • 0から記述せずとも、豊富なライブラリーがあるので、つなぐだけでOK
  • コードが短くて済む→時間削減にも繋がる→ラク

例: Javaが5行必要なところ、Pythonは1行で済む。→ラク!

”Hello, World”と表示しなさい というコードの比較:

<Pythonの場合>  たった1行で済む、意味が分かり易くシンプル

Print(“Hello, World”)

<Javaの場合> 5行必要、意味不明な単語が混ざる。下にある2つの記号 } も1行ずつ必要

class HelloWorld{

  public static void main(String argv[]){

                System.out.println(“Hello, World.”);

     }

}

Python パイソン特化型プログラミングスクール.pro ドットプロとは?

Pythonの習得に特化したコースを提供しているプログラミングスクールをここでご紹介したいと思います。

プログラミングスクール.pro(ドットプロ)は東京都渋谷にあるITスクールです。企業が求める実践型プログラマーの輩出を目的としています。

コースはPythonコースとFrontendコースの2つがあり、Pythonコースはその名の通り、Pythonのエンジニアリングに特化したコース、FrontendコースはWEB開発ができるようにHTML, CCS, PHPなどのプログラミングができるようになるコースです。

Pythonコースの特徴はプログラミングの数値演算や機械学習のやり方を学び、完全にAIに対応できる人材輩出を目指します。

プログラミングは初めてという方も、既にプログラミングをやっているがさらに飛躍したいという方にも対応しています。

Pythonコースは人工知能や機械学習のやり方を身につけてキャリアアップを狙っている方、グローバルな舞台でも活躍したい方にも向いています。

180日間かけて、完全な実践力をみがくコースとなっており、プログラミングスキルだけでなく、以下のようなITエンジニアに求められる力をつけさせてくれます。

  • 問題解決能力
  • 実行力
  • 発想力
  • コニュニケーション能力

これら4つの能力は結構大事で、コーディングだけを淡々とやるプログラマーからITエンジニアにキャリアアップする際に絶対に必要となる能力です。

これらを習得できるのは.proドットプロならではのオリジナルのカリキュラムと少数制(10人限定)による効能です。

興味を持たれたら、まずは無料の個別相談会に参加して、どのような内容なのか詳しく面着で聞いてみるのが良いと思います。

無料個別相談会申し込みは下記↓

超実践型プログラミングスクール【.pro】

 

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