【お店変更】東京表参道 GYRE FOODのレストランEUREKAランチレビュー

 

東京表参道にある洒落た商業施設ビルGYREの4F、フードエリアGYRE FOOD内にある、EUREKA/ユーリカというレストランでのランチレビュー記事です。コロナ渦でしばらく閉店していましたが、現在はBonelan(ボネラン)というフレンチレストランとuniというカフェ&デリ、バーに変更になりました。この記事はEUREKAの閉店前のものです。現在のGYRE FOOD店舗情報は下記です。

GYRE FOOD 各店舗情報(2023年10月26日現在)

<uni> Cafe & Deli , Bar

  • 営業時間: Cafe & Deli 11:00-19:00,  Bar 19:00-24:00
  • 定休日: 不定休
  • コーヒー:¥550〜 デリランチ  ¥1600   COEDO 瑠璃(生ビール) ¥1,100
  • 電話: 03-6803-8699 
  • 予約: 予約不可
  • お支払い:クレジットカードOK、電子マネーOK

<Bonelan> French Restaurant

  • 営業時間: Lunch 11:00-16:00,  Dinner 17:00-23:00
  • 定休日: 不定休
  • 電話: 03-6803-8677 or  050-5872-5714   
  • 予約: 予約可能
  • お支払い:クレジットカードOK、電子マネー不可、QRコード決済不可

<L’elan> French Restaurant

  • 営業時間: 18:00-20:30
  • 定休日: 毎週日曜、月曜(祝祭日の場合は翌火曜日)
  • 電話: 03-6803-8670
  • 予約: 要予約
  • お支払い:クレジットカード

<soil> Grocery & Souvenir

  • 営業時間:  12:00-19:00(火〜土)、12:00-18:00(日)
  • 定休日: 毎週月曜
  • 電話: 03-6803-8620

<EUREKA> All Day Dining(閉店)

  • 所在地: 東京都渋谷区神宮前 5-10-1 GYRE 4F
  • 営業時間:11:00〜21:00(月〜土)11:00〜20:30(日)
  • 定休日: 不定休
  • 電話: 03-6803-8699

 

GYREのコンセプト

東京都渋谷区神宮前5-10-1、JR山手線原宿駅と東京メトロ表参道駅出口の真ん中あたりにあるGYREビル。1FにはCHANEL、delvauxがあり、MOMAストアが入っているビルです。「世の中で起きていることを意識しながら暮らす」という意味を込めたコンセプト「SHOP & THINK」という独自の哲学を掲げて世界からも注目されてきています。

 

2020年1月からこのビルの4FがGYRE FOODという名前で4Fフロア全体1000㎥の空間をワンフロアー・ワンコンセプト、「循環」というテーマとしてメゾン、ダイニング、バー、グローサリーショップ、イベントスペースが一体となりリニューアルされています。

 

コンセプトを創った方はGYREの総合ディレクターとして多岐にわたるプロジェクトを手がけるHiRAO INC.代表の平尾香世子氏と、原宿・明治神宮前の古民家にオープンした「restaurant eatrip」をはじめ「食」について活動する料理人 野村有里氏。

空間の設計はフランスを拠点に活動する建築家 田根剛氏(Atelier Tsuyoshi Tane Architects)が担当されています。

 

ダイニング EUREKA/ユーリカ

 

GYREビル4階のGYRE FOODにエスカレータで上り切ると壁一面土色でナチュラルなイメージ。植栽がたくさん置かれ、まさに都会の中のオアシス空間。エコロジーやフロア全体テーマの「循環」のイメージにも合っています。こうした自然物に囲まれて食事をするのは落ち着きます。

 

 

窓際の席だと、このようにバルコニーがあり表参道沿いの空が広がる景色が見えて気持ちいいです。

ランチは3種類ありました。Aがメインプレートとコーヒーまたは紅茶で1500円、BがAに+デザート付きで1900円、CがBに前菜付きで2600円でした。今回私はAランチでメイン料理は鳥のコンフィにしました。

 

Aでもミニ前菜とミニスープが付いてきました。これは通常お客様に出すことはないクズ野菜や魚や肉の端っこを使った料理で、すべての食材の命とその命を育んできた自然と人への感謝を忘れることのないようとのお店からのメッセージとのこと。

 

↑これがミニ前菜のパイ生地サブレです。サクサクでほんのり玉ねぎの味がするパイ生地のサブレーです。

 

↑こちらのミニスープはキャベツのスープでした。端材といえども味は良く美味しく頂けました。

ここのレストランの考え方として、今まで捨ててしまっていた野菜の端っこなどを積極的に使い、むやみに捨てずフードロスをなくす努力をしているとのこと。こういった姿勢はすごく共感が持てます。時代の最先端感がありますね。

 

ランチについてくるパン。バゲッドと上に振りかけられた岩塩の味が深く香ばしいブレッド。

 

メインの鳥のコンフィです。嫌味がない素朴な味付けでとても美味しく頂けました。素材自体が本来持つ本当の味が味わえる感じでした。

 

一緒に行った同僚が注文したサーモンのパイ包み焼き、これも美味しそうですね。次回試したいです。

 

これも同僚が注文したデザートのエクレアとアイスクリーム、盛りつけ方が洒落てます。さすが表参道。

 

エコロジー感あふれる店内

 

サスティナビリティー(継続可能性)という言葉が叫ばれてすでに世の中に浸透していると思いますが、このレストランはこういった世の中の動きのイメージを肌で感じることができるところだと思います。

テーブルもいらなくなった土を焼いて作ったものとのこと。色と共にエコロジーな雰囲気が漂います。

 

テーブルの上にいきなり出されて思わず珍しさにガン見してしまったのがこのお手拭き。

 

錠剤のような形の圧縮乾燥させたお手拭きに、大型のスポイトでアルコールと水を合わせた液体を垂らすとみるみるうちにムクムクと大きくなり、お手拭きになります。これは面白い演出!

 

このお手拭きを乾燥させて運ぶというのも間接的にはエコロジーかもしれません。

水を吸って重くなった通常のお手拭きよりも軽く小さいので少ないエネルギーで輸送できるということを考えるとかなりエコロジーなのではないかと感じました。

初めて見るお客さんはこの物珍しさと自分でスポイトによって復元するという他にはない「体験価値」があるというところもこのレストランの面白いところ。

 

雑貨や加工食品を扱うお店 soil

 

ダイニングEUREKA/ユーリカの隣にはお土産や食料品を扱っているお店eatrip soilがあり、EUREKAで使用しているお皿やカトラリーも販売しています。

 

 

 

壁全面ガラス張りの店内は自然光を積極的に取り入れた明るい雰囲気です。奥には屋上菜園もありました。ここで採れた野菜もEUREKAで出しているのではないかと思います。

 

 

オーガニックな雰囲気が漂います。フロアの一角を見るとクズ野菜を乾燥していました。これもレストランのメニューに活用されるのではないかと想像します。

 

「循環」をテーマにしたGYRE FOOD。まさにサスティナブル、エコロジーの具現化を試みた日本最先端の場所と言えます。

表参道はファッションだけでなく、こうした未来社会への新たな取り組みを体験できる場所であり、今後も注目していきたいと思います。

 

GYREのB1Fにダンデライオンチョコレートが入っています。この記事もぜひ合わせてお読み頂ければと思います↓

 

ダンデライオン チョコレート 表参道GYREレポート

↓英語版はこちら

Revival! Tokyo Omotesando GYRE FOOD restaurant EUREKA lunch review

 

 

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